2014年9月30日火曜日

渋谷ギャル系ファッションの総本山は今、109でなくしまむらである。



こんにちは。

マイケル・チャンに会いそこねたファッションアナリスト山田耕史です(@yamada0221)。



今日こんなニュースが飛び込んできました。

しまむら3~8期は2ケタ減益 109系コラボや高品質商品で挽回へ | SALES | BUSINESS | WWD JAPAN.COM

最近不振のしまむらがブランドとのコラボで挽回を目指すという内容です。

そのコラボブランドというのが、

GILFYや


しまむら|GILFY × しまむら コラボブランド

GLAD NEWSなどの109系ブランド。


しまむら x GLAD NEWS コラボレーション

会社の女の子達に聞いてみると、

これらのブランドは数年前は人気だったが

最近はあまりパッとしないブランドだそうです。

しまむらのウェブサイトを見てみると、

これらのブランドの他に益若つばさプロデュースのレッグウェアなど、


S-leg 益若つばさプロデュース -しまむら-

一世を風靡した渋谷109に代表される渋谷系ギャルファッションが目立っていますが、

そもそも渋谷109自体最近元気がありません。

渋谷マルキューとセシル、20年目の試練を乗り越えられるか?商品力と販売力復活のカギ | ビジネスジャーナル

【総合】渋谷109、春の大改装 面白さ追求 | 繊研プラス: ファッションビジネス専門紙、繊研新聞

現在日本のファッションの発信源は原宿です。

当ブログでも取り上げてきた今一番トレンドである'80sや'90sの発信源も原宿で、

山田耕史のファッションブログ: 老舗ブランドは'80s、'90sリバイバルブームに乗るべきか?

山田耕史のファッションブログ: どこまで復活?最新トレンド「バブルファッション」。

渋谷のファッションの発信力は弱まり続けています。

山田耕史のファッションブログ: 109MEN'Sが本格的に「脱お兄」を図るのかも。

が、しまむらの店舗展開の中心である地方では

まだ渋谷系ファッションは人気があるようです。

山田耕史のファッションブログ: これからのマス消費層?マイルドヤンキーが求めるファッションとは。

渋谷109などの都市型店舗が苦しくなり、ライセンスでの収益増を求めたブランドと

顧客から支持のある109ブランドで商品に付加価値をプラスしたいしまむらの思惑が

一致したのがこのコラボだと思います。


ファッションとは消費されるもの。

今、人気のブランドも数年後にはしまむらで売られるようになっているのかもしれません。


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2014年9月24日水曜日

進むセレクトショップカタログのバーチャル化とその課題。



こんにちは。

iPhone5からAndroid Nexus5に替えて大満足の

ファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。





先日のエントリで


BEAMSのカタログのAR対応について書きましたが、

FREAK'S SOTREのカタログはそれとは違った表現方法を取っていました。

店頭で並んでいたのはこちら。



この画像だけでは少しわかりにくいですが、これiPhoneサイズの紙です。

裏面にはQRコード。



QRコードリーダーで読み取るとこちらのサイトが開いて


(iPhoneスクリーンショット)

カタログが見られるようになります。


(iPhoneスクリーンショット)

フリックしてページめくり…


(iPhoneスクリーンショット)

レディスが続きます。


(iPhoneスクリーンショット)

カタログは前半レディス、後半がメンズという構成になっており、

私が見たかったメンズを見る為には結構長い時間

フリックを続けざるを得ず、かなり面倒くさかったです。

私はこうやってブログを書くという目的があったから

仕方なくメンズも目を通しましたが、

そうでなければ途中で閲覧を辞めていたでしょう。

目当ての情報へのアクセスの仕方はまだ改良の余地がありそうです。

また、先程のiPhoneサイズの紙をよく見てみると、

 

電子ブックアプリでも読めるそう。

…ですが、余程FREAK'S STOREファン以外で

ダウンロードする人はなかなかいないのではないでしょうか。


BEAMSのカタログの例でもそうでしたが、

山田耕史のファッションブログ: 次世代のニュースタンダード?BEAMSのAR対応カタログ。

本来便利になる筈のIT化なのに、

現段階では逆に不便になってしまっている印象があります。

今は紙から新しい表現手法にシフトする過渡期なのでしょう。

あと数年経てば

使いやすく、資源を無駄にせず、しかもECへの紐付けが容易になる

カタログに進化するのではないかと思います。

それまでの各ショップの挑戦っぷりを見守っていたいと思います。


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2014年9月17日水曜日

シニアファッションにトレンドは存在するのか。



こんにちは。

専門学校時代に購入し10年以上愛用していたペンタブレットが壊れてしまい

涙目のファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。








私が勤務するココベイ株式会社では年に4回トレンドセミナーを開催しており、

その第6回が9月25日に開催されます。

売れるファッション企画 ココベイ株式会社 ファッションセミナー

レディス、メンズのトレンド解説と

シニアファッションのリサーチレポートを行っているのですが、

その中で私は毎回シニアのメンズストリートリサーチの資料作成を担当しています。

銀座、東京駅、世田谷の3箇所で各300枚以上、

レディスと合計すると3000枚を上回る数の60代以上のシニアを撮影した

スナップ画像を選別し着用しているアイテムやカラー、素材などを集計し、

客観的な数字ベースでシニアファッションの流れを分析します。

具体的な内容はセミナーで発表しますが、

今回はそれ以外に興味深かった点があったのでご紹介します。


それはシニアファッションに対するヤングトレンドの影響が強まっている事です。

例えば14SSメンズのヒットアイテムのひとつとして挙げられる

ホワイトカラーパンツやサマーニット。


http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=899&st=&stid=&cdid=1000416


http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=49&st=&stid=&cdid=1678471

今回のストリートリサーチでは

これらのトレンドアイテムをいち早く取り入れているシニアが増加していました。





また、ヤングトレンドではやや失速した感のあるプロデューサー巻きですが、


http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=49&st=&stid=&cdid=1821976

シニアではまだ現役のようです。



トレンドアイテムがヤングに登場してから

シニアに波及するまでのタイムラグも気になります。

ヤングでは既に定着した感のある

カットソー素材のテーラードジャケット。


http://zozo.jp/coordinate/?ts=1&sid=64&st=&stid=&cdid=893786

シニアでは今年の春夏にやっと本格的に拡大しつつあるようです。



一見、十年一日のように変化が感じられないシニアマーケットですが

実際に分析してみるとなかなか奥が深いです。

今回ご紹介したのはメンズだけですが、

セミナーではメンズよりもバラエティ豊かなレディスのプレゼンテーションもあります。

ご興味のある方はココベイ株式会社のウェブサイトを是非ご覧下さい。

売れるファッション企画 ココベイ株式会社 ファッションセミナー

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2014年9月16日火曜日

センスがない人がクリエイティブな仕事をする方法。



こんにちは。

中学生の時に美術で2を取った事のある

ファッションアナリストの山田耕史(@yamada0221)です。






今回は最近読んで面白かった本の紹介です。

良いタイトルです。

著者は水野学氏。


くまもんのキャラクターデザインや

NTTドコモのiDのブランディングで知られるクリエイティブディレクターです。


まず、センスの定義として

「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である(P.18)

とし、今後のビジネスにおけるセンスの大切さや

どうすれば知識をベースにセンスを磨くのかについて述べられているのですが、

私の心に残ったのはPart4の「センス」で、仕事を最適化するで紹介されている

「センスのもととなる知識を効率よく増やすコツ」です。

そのコツは

1 王道から解いていく

2 今、流行しているものを知る

3 「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる

の3つのプロセスから成っており、

具体例として

「もし、チョコレートの商品開発担当者になったのなら?」という案件を挙げています。

その方法を簡潔に書き出すと

1 ベルギーやフランスなどの高級チョコレートやロングセラー板チョコなど、
王道のチョコレートに関する知識を紐解いてみる

2 最近発売された流行のチョコレートを知る

3 いろいろなチョコレートを知った上でそれらの共通項を考え、
なぜこのデザインなのかという疑問を見つける

4 疑問から仮説を導き出す

5 仮説を検証し、結論に結びつける

という感じです。

確かにこうやって見てみると、

センスの無い素人にもそこそこのレベルのものは出来そうな気がします。


特にファッション業界は感性が必要な仕事だと一般的に思われがちですが、

この本に書かれているように、

基本をしっかりと押さえ、時系列の流れを論理的に理解していれば

おおよその業務はクリア出来ると思います。

ファッション業界を志望しているクセに自分のセンスが無い事がコンプレックスだった

過去の自分に送りたい本だと思いました。


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2014年9月12日金曜日

松任谷正隆氏が語る「似合う服」と「似合わない服」。



こんにちは。

Dreamweaverが楽しくなって来たファッションアナリストの山田耕史(@yamada0221)です。






現在発売中のGainer2014年10月号の特集は「着たい服と、似合う服」。



試着やパーソナルショッパーなど他の雑誌ではあまり

なかなか見られないテーマの特集で楽しかったのですが、

その中でもファッション通としても知られる

松任谷正隆氏のインタビューの一節が興味深かったのでシェアします。



似合わないものには2種類あると思います。
本当に似合わないものと、理解できていないもの。
理解できていないだけなら、その後、似合うようになる可能性はあります。
だから試着して欲しいと思ったら、僕は買うんです。

欲しいと思ったものを買うというような買い物の仕方は

限られたお小遣いをやりくりして服を買っている私にはなかなか真似出来ませんが、

服を「似合わないもの」と「理解できていないもの」の

ふたつに分けて考えるのは面白いですね。

私も一度、「欲しいけれど似合わないもの」を買うチャレンジをしてみたいと思います。


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2014年9月9日火曜日

錦織経由で遂に到来!マイケル・チャンブーム!



こんばんは。

中高6年間軟式テニス部だったファッションアナリスト山田耕史です(@yamada0221)。






2013年5月にこんなエントリを書きました。


当時流行していたネオンカラーが90年代に活躍したアンドレ・アガシを彷彿とさせる、


といった内容です。

このエントリの最後に私は

「トレンドは巡るもの」という事は理解していましたが、
こうやって具体例を発見すると驚きますね。
次のトレンドの元ネタは何になるのか。

ま、私の大好きだったテニスプレーヤー、マイケルチャンになる事はないでしょうねぇ…

と書いたのですが、

今日エッジの効いたドメスティックブランドや個店系セレクトショップなどを紹介しており、

デザイナーやDJなどのお洒落有名人がブログを書いている

最先端ファッションサイト、EYESCREAMから配信されたニュースを見てびっくりしました。



リーボックの復刻スニーカーがリリースされたというニュース。

それがマイケル・チャンが現役当時使用していたモデルなのです。

まさかファッション系メディアでマイケル・チャンという字を見る日が来るとは!



今回の錦織圭選手の活躍でマイケル・チャンの名前を初めて見た方も多いでしょう。


詳しくはwikiでも見ていただいたらいいかと思いますが、


私にとってマイケル・チャンは当時一番好きだったテニスプレイヤー。

こちらが現役当時の画像。


当時テニスのトッププレイヤーでは東洋人系はまだ少なく(彼は台湾系アメリカ人)、

175cmとテニスプレイヤーとしては小柄なマイケル・チャンが

軽快なフットワークによる粘り強いテニスで大柄な白人選手を打ち破っていく姿は

当時弱小テニス部員だった私にとって憧れでした。

ただ、ファッション的に見ると

前述のアンドレ・アガシや当時最強のテニスプレイヤーだった

ピート・サンプラスなどに比べるとマイケル・チャンはどうも垢抜けない印象でした。

そんな彼が当時使用していたスニーカーの復刻版が錦織圭効果でヒット
マイケル・チャンがファッションでも注目の存在に!

という流れになったら面白いのですが、

流石にそこまでは難しそうですね。

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2014年9月5日金曜日

渡辺直美プロデュースブランド「PUNYUS」のカタログがインパクト満点。



こんにちは。

元デブのファッションアナリスト山田耕史(@yamada0221)です。






お笑い芸人の渡辺直美さんプロデュースのファッションブランド、

PUNYUSの2014年秋冬カタログがインパクト大だったので一部ご紹介します。

因みにこちらの公式サイトでも見られるようになっているので


カタログ全ページをご覧になりたい方はどうぞ。


「PUNYUS」のNYが赤くなっているロゴが入った表紙。


カタログのロケ地はニューヨークのようです。

こちらはタイムズスクエア。

気持ちいいくらいがっつりキメたポーズ。


こちらはブルックリンあたりでしょうか。

いい表情です。流石芸人といった所でしょうか。


ニューヨークっぽいグラフィティの前でロカビリースタイル。


…このホットケーキモチーフはどうなんでしょうか?


興味深い点は殆どのカットが白人モデルと並んでいる事です。


PUNYUSはフリーサイズから6Lまで展開しているので

幅広い体型に対応しているという事をアピールしているのでしょう。

ショップスタッフのコーディネイト紹介でも

異なる体型の人が同じアイテムを着用しています。


以前当ブログでぽっちゃり市場の拡大を予想していましたが、


お洒落だと女性からの評価が高い渡辺直美さんは

レディスのぽっちゃり市場を索引する存在になりそうです。

ではメンズはどうなのかと言うと、

メンズは渡辺直美さんのような索引役が見当たらないのでなかなか難しそうですね。

お洒落な男性ぽっちゃりタレントの登場を期待したいですね。

というより、上掲エントリでも書きましたが

メンズファッション業界でぽっちゃりタレントをお洒落にプロデュースしたら

面白いのにな、と思っています。

そんなプロジェクト、やってみませんか?


最後までご覧いただきありがとうございました!

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