2014年1月31日金曜日

メンズセレクトショップで打線を組んでみた(コーディネイト画像付き)。



一時期一世を風靡した

「打線を組んだ」ネタ。

都道府県で打線組んだ : オリックス速報@なんJまとめ

イチローのキ○ガイ記録で打線組んだ - ぐう速

打線組んだwwwのまとめ作ったったwww - NAVER まとめ


個人的に好きなネタだったのですが、

最近人気が下火で新作を目にする事が殆ど無いのと

ファッション関連でまともなのが少ないのが残念なので

自分で作ってみました。

題して。

メンズセレクトショップで打線を組んでみた。

注:勿論この打線は私の独断と偏見によるものです

1 (遊) SPINNS

2 (二) nano universe

3 (右) WEGO

5 (中) TOMORROWLAND

6 (三) coen

7 (捕) FREAK'S STORE

8 (左) GUILD PRIME




では各打者の詳細を見て行きましょう。

1 (遊) SPINNS

メイン年齢層:10代後半~20代前半

ショップリスト:http://www.spinns.com/shop/

オンラインショップ:http://www.spinns.jp/fs/spinns/c/?hp

コーディネイト:

http://www.spinns.jp/fs/spinns/c/elo/#elo02_2?hp

解説:

以前は「古着屋本舗」という店名で

古着×新品のミックスショップを展開していましたが、

最近は品揃えの殆どをオリジナル商品が占めるようになりました。

近年原宿系ポッププレッピースタイルの隆盛と共に

ティーンズを中心に人気を拡大しています。

雑誌で言えばSamurai ELO



FINEBOYSなどがイメージ。




女子ウケやコスパを重視する

学生が主な客層です。


2 (二) nano universe

メイン年齢層:10代後半~30代中盤

ショップリスト:http://www.nanouniverse.jp/shop-map

オンラインショップ:http://online-nanouniverse.co.jp/

コーディネイト:

http://online-nanouniverse.co.jp/shop/nu_m/goodssale.html?gid=2630716

解説:

大手セレクトショップの中でも

暗めのカラーリングと細身のシルエットで

ロックやモードといった印象の強いショップですが、

近年はそういったファッションの打ち出しだけに留まらず、

汗染み対応Tシャツや

参考:山田耕史のファッションブログ: 二度見してしまう汗染みアピールTシャツ。

西川ふとんとのコラボダウンジャケットなど、

参考:山田耕史のファッションブログ: 次世代コラボレーションスタイルを感じさせるナノユニバース×西川産業。

他に無い個性的なアイテムでヒットを飛ばしているので

今後の動向が楽しみなショップです。


3 (右) WEGO

メイン年齢層:10代後半~20代前半

ショップリスト:http://www.wego.jp/access/

オンラインショップ:http://gocart.jp/shop/wego/

コーディネイト:

解説:

SPINNSと似たようなイメージですが、

価格帯とファッション感度がやや上のWEGO。

ZOZOTOWNにも出店しています。

元々SPINNS同様古着屋が母体でしたが

今はオリジナル商品が殆どを占めるようになっています。

ヤングトレンドを取り入れたキャッチーなデザインのアイテムが多数。

価格もこなれておりトレンドの服を気軽に着たい

学生向けのショップと言えるでしょう。



メイン年齢層:10代後半~30代後半


オンラインショップ:http://store.united-arrows.co.jp/

コーディネイト:

解説:

私的にキングオブセレクトショップです。

毎回ショップを訪れる度に楽しさを感じる売り場作りと

的確にトレンドを押さえつつも品の良さがある商品企画は

見事としか言いようがありません。

商品の品質も納得行くものが殆どで

接客も他のセレクトショップに比較してハイレベル。

行って損の無いショップだと思います。


5 (中) TOMORROWLAND

メイン年齢層:20代前半~40代前半


オンラインショップ:http://www.tomorrowland.co.jp/onlineshop/

コーディネイト:

解説:

上品で洗練されたスタイルが得意で

今回のラインナップの中で最も取り扱い商品の価格帯が高く、

ファッション感度も高いショップです。

こちらもビューティアンドユース同様

オリジナル商品の評価が高く、

業界人人気も高いショップだと思います


6 (三) coen

メイン年齢層:10代後半~40代前半

ショップリスト:http://www.coen.co.jp/shop-list

オンラインショップ:http://store.coen.co.jp/

コーディネイト:

解説:

最近増加している

セレクトショップのショッピングセンター向け業態

の中では私的に頭一つ抜けたレベルにあるcoen。

リラックス感のあるアメカジがメインのショップですが、

オリジナルアイテムのレベルの高さと

ユナイテッドアローズグループらしい

品の良さのポイントが高いです。

今後更に伸びていくショップではないでしょうか。


7 (捕) FREAK'S STORE

メイン年齢層:10代後半~30代前半

ショップリスト:http://www.freaksstore.com/area/

オンラインショップ:http://www.ec.freaksstore.com/

コーディネイト:


解説:

茨城県が発祥のセレクトショップで

今まで出店がほぼ関東圏に限られていましたが、

今年初の大阪出店も決定しました。

オーセンティックなアメカジを中心にした品揃えは

万人受けし易いテイストだと思うので

今後の店舗数の増加が期待されます。


8 (左) GUILD PRIME

メイン年齢層:20代前半~30代前半

ショップリスト:http://www.loveless-shop.jp/#gp_shop

オンラインショップ:http://www.loveless-shop.jp/online/

コーディネイト:

解説:

前衛的なデザイナーブランドもセレクトされていますが、

私がお薦めしたいのはGUILD PRIMEのオリジナルアイテム。

少々お値段は張りますが

デザイン的に完成度の高いオリジナルアイテムが多く、

タイトなシルエットでキレイ目なのに少しワルっぽさを感じさせるテイストは

お兄系を卒業した大人に打ってつけだと思います。



メイン年齢層:20代前半~30代後半


オンラインショップ:http://store.united-arrows.co.jp/shop/glr/

コーディネイト:


解説:

ビューティアンドユース、coenと同じくユナイテッドアローズブランドです。

coenよりもキレイ目でヨーロッパの香りがするテイストで、

クセがなく好感度の高いキレイ目カジュアルスタイルです。

フォーマルも展開しておりリーズナブルなスーツなどは

ファッション初心者に最適ではないでしょうか。

ショップはショッピングセンターなど入店しやすい環境にある所が多いので

脱ヲタにも向いていると思います。




…と。

珍しいファッション系の打線組んでみたは如何だったでしょうか。

今回は業界人やファッションヲタ向けではなく、

一般の人が行きやすいお店から選んでみました。

これで打線を組んでみたネタが

盛り上がってくれたら嬉しいのですけどねぇ。

他の方のお薦めセレクトショップ打線や

他のジャンル、特にレディスの打線の登場を期待しています。






※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月28日火曜日

なぜ服屋の店員はうざいのか?



先日こんな2chまとめを目にしました。

暇人\(^o^)/速報 : 服屋でのお前ら「(話しかけてくるな・・話しかけてくるな・・・)」 - ライブドアブログ



内容は

「服屋の店員がうざい」

というものです。

そういや同じ様なまとめが前にもあったなー、と思い

「服屋 店員」

でググろうとしたら

このサジェスチョンが。



うーん、かなりのマイナスイメージ。

「ここまで服屋の店員が)うざがられているのって何故なんだろう?」

と、ふと思い少し深堀りしてみました。


店員のどういう所がうざがられているのかを

ネットの書き込みで調べてみました。

対象にしたのは冒頭のまとめに加え、以下の2chまとめと、

服屋店員「それ私も持ってて~」のウザさは異常

服屋で店員に話しかけられたらビビるよねww 俺のセンスを全否定された感じがしてさw : はぅわ!2chまとめ

2chまとめだけでは男性の意見に偏り過ぎると思ったので

バランスを取る為に女性が多そうな発言小町も対象にしました。

話しかけてくる店員が嫌です : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


まずは2chまとめから。

まず多かったのが声掛けの内容が客からすると的外れになっている例。

・お前が持ってたら真似して買うとでも思っているのか?

・「今、????(ブランド名?)が流行ってるんですよ~」なんて話しかけられても
リアクションできない   

・何で自分が着てたり、持ってたりするのをアピールしたらこちらが買う気になると思っているか分からない

というように店員としては商品のアピールをしているのでしょうが、

それが客の反感を買う事になってしまっています。


また、

 ・服屋の店員て人をおちょくったような話し方するから会話するの嫌なんだよね
中には凄く良い人もいるってのはわかるけど

・服みたいだけなのに
「うち羽田から吉祥寺に通ってんですよ」
とか雑談してくる店員ウザい
てめえのことなんか興味無いのに延々と3分ぐらい身の上話聞かされる。
断りたいけどなんか冷たくなれなくていつまでも聞き手になってしまう。
ひどい時は床に体育座りして20分話す店員がいた。蹴り殺そうかと思った 

という風に喋り方が良くなかったり、

客のニーズを読まないトークに嫌悪感を持っているという意見もありました。


他には

・一生懸命説明してくれてるのに何も買わないと申し訳なくなる 

と、接客してもらう事に罪悪感を感じたり、

・なんか高い服を売りつけられそうで恐くて専門店は敬遠しちゃうね 

逆に売りつけられる事を警戒している、といった意見も

少数ですが挙がっていました。


次に発言小町を見てみると、

2chに比べ長文の投稿が多いのでその分辛辣な意見が目につきます。

・そんな店員さんの言葉かけの中で、いっちばん嫌なのが「それ私も買って持ってるんですよ~」って言うのが一番嫌。
はっきりいって、素敵ともなんとも思えない人と同じもの持つなんて、せっかく気に入った服を見つけたと思ったのに、がっかりしてしまいます。
もう、買う気分じゃなくなります。

・本当にほっといて欲しい。
ゆっくり見て自分で選びたいのに声かけられたら邪魔なんです。

・どんな物をお探しですか?
(だから好みの服を探して店回ってるんですが、ぷらっと買い物に来て
どんなものって一言で返せる人いんの?しかも今店入ったばっかりで
どんなもこんなもないでしょう こんなのを買う!って決めてくる人ばかりじゃないのがわからんのか?)
これ一番人気なんですよ~
(別に人気あるから欲しいわけじゃない、むしろそんなに人気なら大勢が着ていて嫌なんですけど 一番人気って言われると興ざめしちゃうんですよ)
こちらもいかがですか?
(は?今手にとって見てたのと全然趣味が違うんですけど
それが私に似合うと思うんなら辞めた方がいいよ)

などなど、主張したい内容は2chと基本的には変わらないようです。


その他に2chには無かった意見として

・私は身体が大きめなので、
普通サイズのお店の中でも「着れそうな物があるかも?」と思いタグに書かれているサイズを確認しながら商品をみていると
店員さんは「よろしかったらサイズお出ししますよ」と言って寄ってくるのですが、
私には「あなたの体格に合う服はウチの店には無いです。あれこれ広げて見ないでね。仕事が増えるから!」と言われているようで、
恥ずかしくなって直ぐに店を出ます。

というような女性特有とも言えるような体型に関する事もありました。


また、2ch、発言小町の両方で店員側からの意見も数多くありました。

発言小町では店員側も声掛けに対して疑問を持っているとの発言が目立っていました。

・私は元ショップ店員ですが、お客さまに話しかける事がマニュアル化されてました。
要は、人のつながりを強化させる事が目的だったのですが、自分が客の立場だったら鬱陶しいと思う事を、自分がしなくてはならない事がストレスで、辞めてしまいました。

・嫌がられてるなぁ~
鬱陶しいがられてるなぁ~
その気持ちわかるし申し訳ない!
でもマニュアルでやらなきゃいけない。
やらなきゃ後で店長に叱られる。
あー胃が痛い…。
と、一年で辞めました。
しつこい接客は、お客さんも店員も嫌なんだから、やめたほうがいいのに、と思いました。

というように、店員もマニュアルで嫌々やっているんですよー、という表現が主流。

そして、その店員が使用している

マニュアルの作成者本人からの投稿もありました。

・自分はそういったアパレル店のマニュアルを作る立場の仕事をしていますが、一番根底まで辿ると接客、お声掛けは警察による指導があります。つまり万引き等の犯罪の防止という販売員の義務というか使命なんです。
その他にももちろん様々な、接客しなくてはならない理由はありますが、
お客様にはご理解頂きたいのと同時に申し訳ない思いもあります。
販売のマニュアルの根本にはそういった面があるということをお伝えしたく、コメントさせて頂きました。

店員の声掛けに関しては2chで挙がっていたこの意見が結論でしょう。

・アパレルで店長やってた俺からすると
話しかけられたくないなんて百も承知だし、俺も自分の服買う時はあんま煩く言われたくないけど
それを承知のうえでも不思議な話で、声かけたほうが売上あがるんだよね
あと個人ノルマとか設定されてるから、嫌でも話かけなきゃならん誰も幸せにならないシステム

「うざがる人が多いのはわかっているのだけれど、やるしかない」

これが服屋での声掛けが続く要因なのでしょう。



と、客側と店員側の数多くの意見を取り上げてきましたが、

客側で最も目立ったのは

ゆっくり見たい

という意見でした。

そしてそれが可能な店として挙げられているのが

・ユニクロ、しまむら、好きなのを選べ
話しかけてこねぇから安心しろ (2ch)

・店員が話しかけてくる服屋に行く方が悪い
イトーヨーカドーと西友とユニクロとジーンズメイトしか行ったことないから
一回もない(2ch)

・駅ビルは沢山お店が連なってて便利だけど、お店ごとに店員がいて
逆にものすごい大変。
正直・・接客がないだけでものすごい見やすいし楽です・・。
きっと楽しいだろうな。
だからスーパーの婦人服売り場に見に行くことが増えました。
自由・・!キャッシャーしかいないからね・・。
服の良し悪しは贅沢言えないですが・・。(発言小町)

というようにユニクロに代表されるセルフ式の店です。

声掛けされないというだけでセルフ式を選んでいる人もいるようです。


また、私がとても興味を惹かれたのがこの意見。

・今はもうネットショッピングが出来る訳だから、ウインドウショッピングはネットでして、知識を得てほしい物が見つかるまでショップには近づきません。
靴やジーンズは履いてみないと分らないので、本当に買う決心がついた時だけしかショップには入りません。(発言小町)

ネットで下調べをしてショップで買うという、

逆ショールーミングとでもいいましょうか、

昨今話題のショールーミングとは逆の行動をしている人もいます。

確かに最近のファッションECの進化は凄まじく、

アイテムの着用動画や豊富なコーディネイト例など、

今までリアル店員でしか担えなかった役割が

どんどんECでも出来るになってきています。

このまま店員と客とのすれ違いが埋まらないまま

ECの技術革新が進んでいくと、

ある一定の層は不快な思いをする可能性のあるリアル店舗には

赴く事すらしなくなるのではないか、

そんな事を思いました。

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メンズファッション初心者向け情報サイト、startFASHIONを開設しました。



お金がなくてもセンスがなくても

ある程度オシャレに見える服をご紹介しており、

全ての服はAmazonで購入出来るようになっています。






メンズファッション初心者の参考になり

ファッションの楽しさを感じてもらえるような

サイトを目指しています。

よろしくお願いします。

http://start-fashion.com/

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※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月27日月曜日

CHOKi CHOKiスナップとオタクファッションの共通点とは?





CHOKi CHOKi 2014年3月号に掲載されている




ボクらのストリートファッションの「NOW」全データ!

と題された特集が面白いです。

東京、大阪、名古屋、福岡で撮影されたストリートスナップ特集なのですが、

集計された具体的な着用率を明示している点に注目です。



例えばこのページに掲載されているのはアウター。

チェスターコート 26%

ステンカラーコート 13%

MA-1 8%

…と続きます。



実は私が勤務するココベイ株式会社では

こういったストリートスナップの着用データの集計を

毎月行っています。

それがこちらの資料。

ココベイ株式会社 メンズストリートリサーチ

ココベイ株式会社 メンズ南船橋ストリートリサーチ

詳しくはリンク先を読んでいただければいいのですが、

メンズストリートリサーチでは渋谷・原宿のトレンド層を、

メンズ南船橋ストリートリサーチでは南船橋のマス層をターゲットに

毎月各約300人の着用アイテム、カラー、シルエット、テイストまで

細かく分類、分析をしています。


で、

私が気になったのはこのCHOKi CHOKiとココベイのストリートリサーチの結果の違いです。

今回のCHOKi CHOKiの着用ランキングを

ココベイの渋谷・原宿と南船橋の12月のリサーチ結果と比較してみました。


まず、アウターのアイテムランキング。

CHOKi CHOKi

1位 チェスターコート

2位 ステンカラーコート

3位 MA-1


ココベイ 渋谷・原宿

1位 ダウン・中綿ジャケット

2位 Pコート

3位 ジップブルゾン


ココベイ 南船橋

1位 ダウン・中綿ジャケット

2位 ミリタリーアウター

3位 ダッフルコート


集計するアイテムの分類がCHOKi CHOKiとココベイとでは違っているので

ランキングに差異が出るのは当たり前ですが、

それにしてもこの違いっぷり。

ココベイのストリートリサーチでは

渋谷・原宿、南船橋ともに首位のダウン・中綿ジャケットは

CHOKi CHOKiではベストテンにも入っていません。

CHOKi CHOKiではチェスターコートなどのロング丈コートが人気ですが、

ココベイでは渋谷・原宿でも殆ど登場していません。


これだけ違いがあったアイテムに対し、

アウターのカラーはあまり変化が出ませんでした。

CHOKi CHOKi

1位 ブラック

2位 ネイビー

3位 グレー


ココベイ 渋谷・原宿

1位 ブラック

2位 ネイビー

3位 チャコール


ココベイ 南船橋

1位 ブラック

2位 グレー

3位 ベージュ


冬は圧倒的人気を誇るブラックの圧勝。

それ以下も似たような結果です。


ボトムスは全く違いました。

CHOKi CHOKi

1位 デニムパンツ

2位 スラックスパンツ

3位 スウェットパンツ


ココベイ 渋谷・原宿

1位 デニムパンツ

2位 チノパンツ

3位 ウールパンツ


ココベイ 南船橋

1位 デニムパンツ

2位 チノパンツ

3位 カーゴパンツ


デニムパンツの圧倒的人気はどこも変わりませんが、

CHOKi CHOKiが「パンツ2強時代」の一角として推す

スラックスパンツ(ココベイではウールパンツ)は

トレンド層の渋谷・原宿でも3位。

ココベイでは渋谷・原宿、南船橋ともに2位のチノパンツは

CHOKi CHOKiでは3%しかいませんでした。


こういった結果になった理由は撮影対象のセレクトでしょう。

ココベイのストリートスナップでは撮影対象は基本的にランダム。

撮影場所を偶然通りがかった人を無作為に撮影しているので

そんなにオシャレではない人も集計対象になるのに対し、

CHOKi CHOKiは街を歩いているオシャレな人に声を掛けて撮影しているので

必然的に集計対象のオシャレレベルはかなり高くなります。

それがCHOKi CHOKiとココベイの集計結果に現れているのでしょう。

(欲を言えばCHOKi CHOKiも母数を出してくれていたら

もっとはっきりとした結果が出たのですが。残念です)



今回一番興味深かったのはアウターのアイテムとカラーの

CHOKi CHOKiとココベイとの結果の違いです。

アイテムは全く違うのに

カラーは殆ど変わらない。

最近ブラックやネイビー、ベージュといった

ベーシックカラーがトレンドになっている影響もあると思うのですが、

それにしてもメンズのアウターはベーシックカラーが殆ど。

特にブラックはオシャレ度合いに関わらず圧倒的な人気で

これはココベイの長年に渡るストリートリサーチでも

冬は毎年ブラックが首位を独占している事からも証明されています。



よくオタクファッションは黒ばっかり、という指摘がされますが、

【オタク】どうしてお前らは、黒系のファッションばかり好んで着るの?ニンジャ速報@2ちゃんねる



これって多分オタクに限った事ではないでしょう。

黒が好きなのはオタクだけでなく、

CHOKi CHOKiのスナップで声を掛けられるようなオシャレさんでも

黒が好きなのです。

オタク=黒、ではなく

メンズファッション=黒

これが真相のような気がします。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月22日水曜日

小学生のスニーカーで感じたライセンスビジネスの難しさ。





私がこの冬愛用しているアイテムがこれ。



米スポーツウェアブランド、チャンピオンと

セレクトショップ、フリークスストアのダブルネームライダースジャケットです。

【セール】Champion/チャンピオン×FREAK’S STORE 別注WINDSTOPPER REVERSE WEAVE ライダースジャケット(ライダースジャケット)|FREAK’S STORE MENS(フリークスストアメンズ)のファッション通販 - ZOZOTOWN

本来はアウターには適さないスウェット素材に

防風透湿機能を備えたのウインドストッパーという素材をラミネートしたという

素材がウリのアイテムですので

デザイン自体は至ってシンプル。

左腕袖口に付いているチャンピオンのロゴマークが

唯一といっていいくらいのデザインで

着用するのこのマークが結構目立ちます。



自転車通勤に適しているので

この冬はほぼ毎日のように着用しています。



そんなお気に入りのこのライダースジャケットを着て

電車に乗っていたある日の事です。

座席に座っていた私の目の前を小学生の男の子が通り過ぎたのですが、

その彼が履いていたのがこんなスニーカー。




チャンピオンのキッズスニーカーでした。


まさかの小学生とのカブり。

ブラックボディにロゴマークが目立つデザインは

まさにドンガブりと言ってもいいくらいでしょう。

一応自分ではまぁまぁイケてると思っている服のデザインが

オシャレとは程遠い小学生のスニーカーと同じ様なデザインであるという事は

なかなかのショックです。

一瞬、このライダースジャケットを着るのをやめようかな、

とまで思ってしまいました。

一瞬だけですけどね。



で。

この経験を通して感じたのはブランドビジネスの難しさです。

現在日本でチャンピオンのライセンスを所有しているのは

HANESBrands Japanという企業。

ライセンシーはこちらに記載されているように、

アスレティックウェアはゴールドウィン、

バッグはエース、シューズはアサヒコーポレーションなどのように

多くの企業に供与されています。


恐らく私のライダースジャケットはゴールドウィン(とフリークスストアの協業)、

小学生のスニーカーはアサヒコーポレーションの商品でしょう。


ヘインズが運営している

チャンピオンのブランドサイト



ゴールドウィンのチャンピオンサイト



かなりファッショナブルなイメージですが、

アサヒコーポレーションのサイトはデイリーな印象。



勿論アサヒコーポレーションのサイトが駄目だと言っている訳ではありません。

ターゲットに適した素晴らしいサイトだと思います。

ただし、いち消費者の視点からすると

同じチャンピオンブランドですが

そのイメージにあまりに違いがある事に驚いてしまいます。

ブランドロゴを隠してしまうと、

ゴールドウィンとアサヒコーポレーションのサイトは

同じブランドのものだと気付く人はいないのではないでしょうか。


ブランドを語る上でライセンスビジネスは切っても切れない存在です。

以前はイブサンローランやピエールカルダンなど、

名だたる老舗メゾンの靴下やハンカチなどが

日本のライセンシーから発売されていましたが、

近年メゾンがブランドを再構築するにあたり、

ライセンス商品によって消費者に植え付けられたイメージが

かなり強固でブランドイメージ再構築の妨げになっている、

というような話も聞いた事があります。

今後HANESBrands Japanがチャンピオンのライセンスを

どのようにコントロールしていくのかはわかりませんが、

ブランドのイメージを保っていく、あるいは向上させていくのは

かなり難しい事なのだなと感じました。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月21日火曜日

メンズノンノ2月号に見る「売れてる服」の色々。




現在発売中のメンズ ノンノ2014年2月号



「売れまくっている」のにはワケがある!

鉄板ショップ&ブランドの”コスパ”アイテム徹底調査!!



という特集が面白かったのでご紹介します。



今まで、様々なショップの売れ筋アイテムを集約した特集は

多くの雑誌で組まれてきましたが、

今回のメンズノンノ特集は

具体的な売上げ点数を明示している事が

具体的で面白いです。

そして良くみてみると

その売上げ点数の表記の仕方がそれぞれ違っているのが

なかなか興味深いです。



例えば。



BEAUTY&YOUTHのPコートは

1週間で400着。



ライトオンのPB、BACK NUMBERのダッフルコートは

今季10,000着位上売れているヒットアイテム!

JINZの「Air frame ULTRA」というシリーズは



シリーズで累計800万本

などなど。


他にも

1年で3,000本販売!

だったり

発売初日で50個のハイペース!

だったり

2ヶ月で通常の倍の600本

だったりと

それぞれのショップによって売上げ点数が

全く違っているのが面白いです。

店舗数やアイテムの価格、またどんなアイテムかにもよって

ヒットアイテムと呼べる点数は違ってくるのでしょうね。


このように殆どのアイテムは

具体的な売上げ点数が掲載されているのですが、

一部掲載されていないブランドもあります。

ユニクロは

売り切れカラー続出!現在追加生産中!

と、具体的な数字がありませんし、


H&Mは

発売前から問い合わせ多数!


など、売れているのかどうかすらもわからないものもあります。



特にH&Mは世界中で販売しているので

途方も無い売上げ点数になるのでしょう。

H&Mだけ桁が3つくらい違う

空気を読まない売上げ点数を叩き出しているのを見たかったな、

とも思ったりしますねw



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月20日月曜日

アニメやブランドだけじゃない。服飾素材のクールジャパン。

先日、

セレクトショップのナノユニバースと

総合寝具メーカーの西川産業との

コラボレーションに関するエントリを書きましたが、

山田耕史のファッションブログ: 次世代コラボレーションスタイルを感じさせるナノユニバース×西川産業。

今回はそれに関連する話題です。



この冬、三陽商会が展開する「ザ・スコッチハウス」などの複数のブランドで

京都で育てられた高級あい鴨、「京鴨」を使用したダウンコートがリリースされたのですが、

SANYO 株式会社三陽商会|企業情報|ニュースリリース|2014|京鴨ダウン×花粉プロテクトコート 軽くて暖かい花粉対策のダウンコートを2ブランドから発売

それが売れ行きが好調との事を

先日のお客様とのミーティングで伺いました。

この時私が思い出したのは西川産業の事。

京鴨ダウンとナノユニバース×西川産業コラボレーションとの共通点は

「日本の素材を前面に押し出している」

事です。


今まで、

ファッション的にいわゆる「カッコがつく」素材メーカーと言えば

イタリアのエルメネジルドゼニアやロロピアーナ、

イギリスのハリスツイード、

アメリカのペンドルトンなどに代表されるような

欧米のメーカーが主流でした。


それに対し、

日本の素材メーカーで注目されているのは

「欧米ラグジュアリーブランド御用達」というお墨付きで

ブレイクしたデニム素材メーカーのカイハラなど、

ごく少数メーカーだけだったと思います。


そんな状況の中、

最近、西川産業や「京鴨ダウン」など

日本メーカーの素材を前面に押し出した

商品がヒットしているのは

欧米のメーカーをありがたがるだけであった

日本のファッションマーケットに

新たに生まれた流れではないでしょうか。




また、「京鴨ダウン」は外国人旅行客にも人気があるそうです。

恐らく外国人ウケをかなり意識して企画をしているのでしょう。

下げ札はかなり日本らしいデザインになっており、



【大阪タカシマヤ】メンズウィークス 商品紹介No.17 <ザ・スコッチハウス>ダウンコート いい男を作る“オシャレシピ”

店頭でも目立つような大きなサイズになっています。



京鴨ダウンコート - アレグリ - 遠鉄百貨店

和を感じさせるファッションウェアというと

着物や浴衣など、

外国人とってはかなり実用性が低いアイテムが中心でしたが、

この京鴨ダウンのように

日本でしか買えない日本独特の商品で、

しかも日常生活で使える実用性たっぷりのアイテム

となると

外国人旅行客に売れるのも納得です。



表参道や青山を歩いていると、

コムデギャルソンやフラボアといった

日本のデザイナーブランドの

大きな紙袋を沢山持ったアジア系旅行客を沢山見ますが、

(残念ながら日本人でブランドの紙袋を複数持っている人は見ませんね)

これからはそういったデザイナーブランドでなくても

外国人旅行客が飛びつくようなアイテムを開発するのは

可能ではないかと思います。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月17日金曜日

カジカジとPOPEYEに見るストリートスナップの新たな切り口。



年明けのこの時期のファッション雑誌(1月発売の2月号や3月号)は

毎年冬のファッションと春のファッションとの

谷間の号になっており、

多くのファッション雑誌はいつものような

トレンド服特集はしていません。



例えば靴やバッグ、アクセサリーなどの小物特集や

アート特集、

現在発売中のBegin2014年3月号 のような



インテリア特集など、

ファッション周辺の特集です。



その中で最も多くの雑誌が行っている特集が

ストリートスナップ特集です。

今回はメンズ雑誌の中でも特に興味深かった

2冊の雑誌のストリートスナップ特集をご紹介します。



まず、私が一番面白かったのがこちら。

カジカジ2014年2月号です。


メインは大阪、神戸、京都などの

地域別に編集したストリートスナップですが、

今回目を引いたのは

「TIME TRIP」と題された

ストリートスナップ内のページ。

こちらは同一人物の現在と過去のストリートスナップの画像を

並べて掲載し、比較しています。





過去の画像は2006年から2008年くらい、

つまり6~8年前に撮られているものが多く、

中には「これが同じ人のファッションなの?」と

驚かされるような人もいます。

多くの人に共通しているのは

全体の色合いがカラフルからシックに、

シルエットがルーズからタイトに、

ファッションテイストがカジュアルからキレイ目になっているという事。

これがファッション的に「オトナになる」という事なのでしょうか。

また、それぞれの被写体に今と昔のファッション観やお気に入りのアイテム、

ハマっている趣味の変化などをインタビューしており

その人のファッションにおける変わったもの、変わらないものが

うかがい知れるのが楽しいです。

以前からストリートスナップに力を入れており、

また関西という地域をテーマにしたカジカジならではの

好企画だと思います。



次にご紹介するのが業界人人気も高く

売上げも好調なPOPEYE 2014年2月号

 

こちらはスナップ対象の切り口がかなり凝っています。

全世界から幅広く集められたスナップは

デザイナーやショップ店員などの

いわゆる「オシャレな人」だけでなく

例えば世界各国の配達員や清掃員のユニフォームだったり



俳優志望のパリジャンだったり



冬のロッカウェイビーチのサーファーだったりと



他にも「パリ10区に集まるフレンチアフリカン」や

「ニューヨークのバリスタ」など、かなり豊かなバラエティで、

編集者の熱意に拍手を送りたくなるような濃い内容です。



同じストリートスナップ特集でも

既視感たっぷりの

「今○○が人気!」

「街ではみんな○○を着ている!」というような

被写体を単なる「リアルなマネキン」として捉えた内容ではなく、

その人の過去や職業、ライフスタイルなど

スポットを当てる企画が登場してきた事は

日本のファッションが新たなステージに

向かいつつあるような気がしてきます。

そんな時代を感じさせてくれた

カジカジとPOPEYEに拍手を送りたいと思います。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月16日木曜日

次世代コラボレーションスタイルを感じさせるナノユニバース×西川産業。



日本のファッションシーンで

「コラボレーション」が話題になり始めたのは

90年代の裏原ブームからでしょうか。



裏原ブームの時は

GOODENOUGH×A BATHING APEのような

ブランド×ブランドが主流でしたが、

数年前に各セレクトショップがこぞって発売したDickiesのチノパンツや、

最近ではCANADA GOOSEやChampionなど、

セレクトショップ×老舗メーカーセレクトショップが近年の主流ではないかと思います。

また、セレクトショップだけでなく

マルイや百貨店などに軒を連ねるブランドなどでも

老舗メーカーなどとのコラボ商品は沢山リリースされており、

単なるコラボではなかなか目を引きにくい状況になっています。


そんな中、他とは少し毛色の違う興味深いコラボレーションをご紹介します。

セレクトショップのnano universeが12AWにスタートさせた

総合寝具メーカーである西川産業とのコラボレーションです。



日本の伝統をダウンジャケットに。総合寝具メーカー『西川産業』とコラボレーション。 | nano・universe

上記リンク先から引用すると

nano・universe 2012A/Wのダウンコレクションは、
創業466年の日本を代表する総合寝具メーカー『西川産業』と
コラボレーションで両社渾身の傑作群を生み出すことに成功しました。
高級寝具の代表格「羽毛布団」用の西川ダウンをアパレルへ提供。
これは西川産業の長い歴史でも初の試みです。
アパレル製品としては作り出せないレベルの品質を持った西川ダウン。
一般的にダックよりグースの方が品質が良いとされていますが、
アパレルに仕上げるダウンとしては通常のグースより
西川のダックの方が高品質である為、
今回はハンガリー産ダックを使用しております。
という事だそうです。

このコラボレーションは毎回人気が高いようで、継続展開されており、

13AWからはレディスアイテムも登場。

こちらも人気のようでZOZOTOWNではほぼ完売の状態です。




13SSからはシャツも展開。



西川産業 → シーツ → シャツ !! | Men's Buyer 渡部 陽介

シーツに使われている生地を使用しているそうです。

こちらのアイテムも人気のようで

ZOZOTOWNではサイズ欠けが出ています






この素材に着目したコラボレーションが生まれた流れは

ユニクロのヒートテックの大ヒットで

ユニクロと素材を共同開発している東レが脚光を浴び、

(特に機能)素材の重要性が再認識される傾向が強まり、

その空気を感じ取ったセレクトショップが

新たなコラボレーション先として

素材にスポットを当てたコラボレーションをするに至った、

という感じでしょうか。



nano universe×西川産業の好調が数シーズン続いているので

他のショップやブランドもその流れに乗っても良さそうなのですが、

その徴候が見られないのは

西川産業のようなコラボレーションに適した

企業がなかなか見つからないからでしょうか。

確かに今私もコラボをしたら面白そうな企業はないかと

思いを巡らしてみましたが、

私の発想が貧困なせいかひとつも思いつきませんでした。



このような意外性のあるコラボレーションは

消費者としても楽しみなので

今後の広がりに期待したいですね。



※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。

2014年1月14日火曜日

赤字続きのアパレル企業を黒字にする方法。



若干23歳で倒産寸前の会社の社長にされて、8年たった【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】

2chまとめです。



尻切れトンボで終わっているのが残念ですが、

それでも考えされられるまとめではあります。

改善したポイントとして以下が挙げられていました。


・朝の出勤時の挨拶、ラジオ体操の義務付け

・マニュアルの作成と徹底

・スーツ着用義務化、アイロンと鏡の設置


そして次のステップとして


・市場調査

・製品開発

・いいと思える商品を作ること そして、売れる商品を作ること


崩壊していたモラルを立て直し、

守りに入っていた会社を攻めの姿勢に変えさせる、

といった感じでしょうか。


私が想像するに、一連の取り組みの中でも

以前当ブログでもご紹介した、無印良品の例にも学べるように、

山田耕史のファッションブログ: 【書評】無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい

マニュアルの作成と徹底が一番が大変かつ効果があったのではないでしょうか。



続いていたらかなり面白いスレになっていたと思うのですが、

1が面倒くさくなったのか、寝落ちしてしまったのか、

途中で終わってしまっているのが残念です。

もっと突っ込んだ話を見たかったですね。



私としてはこのコメントが心に残りました

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/11(土) 18:18:25.37 ID:q/szdxHz0
中小アパレルの卸業は、一族を食わせるだけの収入があればよい


※注
ここで述べられている内容は書き手の所属する組織・団体の主張を
代表・代弁するものではなくあくまでも筆者一「個人」としてのものです。