吉田カバン社長でした。
動画はこちらで公開されていますが(便利な時代ですなぁ)
一応ダイジェスト的にまとめてみました。
・自社工場を持たない。個人でやっている職人に製造を依頼している。今回紹介されていたのは足立区の普通の民家で作業している職人。職人歴40年以上の熟練。
・台東区には裁断専門の裁断歴60年以上の職人。
・工場は足立区が多い。タンカーを作っているのも足立区の普通の民家。
・婚約前の美智子妃殿下が使ってて話題になったそう
・吉田カバンには2つの掟がある。①広告費は使わない②値下げをしない
・吉田基準と呼ばれるパーツへの厳しい要求
・職人を絶やさない秘訣は常に仕事を出す事。その為には売れる商品が必要
・何年経っていても修理は受け付ける。その商品を作った職人が修理を担当
・社員が職人に弟子入りする制度がある。社員が希望を出し、後々企画職になり職人との橋渡し役になる
・職人が一人前になるのには10年かかる
私的に興味深かったのは↑にも書いてありますが、
普通の民家のような所が工房になっているという事。
あと、作りへのこだわりのアピールがやはり強かったですね。
私は吉田カバンは全くもっておらず、
以前ひとつだけコムデギャルソンオムプリュスのトートバッグを
使っていたことがあるのですが、
(コムデギャルソンの鞄は全て吉田カバン製だそうです)
確かに作りは良く、全く壊れなかったですね。
私が使っていた鞄もあのような民家のような所で作っていたと思うと
面白かったです。
しかし、会社としての吉田カバンがメディアに露出する事って
今までほとんど無かったと思うのですが、
何故今のタイミングで出てきたんでしょう?
気になります。
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